七色のとらの物語り

難しいことはきらいです。あなたの脳ミソで化学反応を起こすような、心にじんわり広がるような暗号にするしかありません。

原始時代

 

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ゆうべの夢の記憶と

自分勝手な私

君のいちばんじゃなくて全然いいけど

私だって…

 


寒くなったけど元気でいるのかな

 

 

 

瞬きするみたいに君を好きになって

息継ぎするみたいにああ君を思い出す

思い出す思い出すよ

その度に深くなっていく夜夜夜

 

 

 

もし君と結ばれるのなら

孤独も今は愛おしい

 


大好きよ

 

 

 

 


9月は雨が多いな

大好きな季節なはずなのに今年は

 

 

 

胸をぎゅっと締め付けられるような

眠れない夜を何度も超えて

神さま、私はおんなになるなるなる…

 


胸をぎゅっと締め付けられるような

眠れない夜を数えて何度も

あと何回

神さま、ああ私は

ああああ、原始時代に戻っていくみたい

 


あーあ、大好きよ

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あいのわ

あいのわ

 

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涙が溢れてそれを拾い上げてたら海になった あなたは魚みたいに

出口を探している 光の方に向かって

心の奥に静かに差し込む私の光

あいのわ

 


遠く昔の記憶なんとなく思い出す

懐かしくもなく

美しくもなく

離れていても何故か近くにいるような

あいのわ

あいのわ

優しい光

 

 

 

懐かしくもなく

ここにずっとある

擦り切れるくらい何度も

疑ったこともあったの

あいのわ

あいのわ

掴んだりしない

 

 

 

雨の日

七色のとら 作

 

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雨の日に いつもなくしたもののことを想う


安易に 傷つけた ただの私の幼さを想う


そして 痛みに耳を傾ける

 

天気のよくない日に新しい白い靴をおろすような
分かりきったバカなことを
平気でやってしまうのだ。

 

履かずにはいられないという、強い衝動。

青い夏

七色のとら 作

 

 

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夏が終わるよ。

今年もまた夏のすべてを満喫したので、
夏よ、もう終わってもいいよ。

(既に三回くらい夏が終わったと実感したほど満喫した。)

花火も海も海鮮バーベキューも
ゲロまみれの浴衣もダーツバーも
避暑も熱中症も昼ビールも
ドライブもキャンプの日焼けも
淡い恋だって台風に吹き飛ばされたし

ひとつだけ、残した夏の課題がまだ来週に残ってるんだけどね。本当は。
それが終了したら、
本当に私の今年の夏は終わって
秋が始まる。

少しだけ変わったことは
大人になったことだと思う
現実を生きている実感

どこに居たって
ここに生きている実感

電車に乗ってても
私が私である証。

ご飯を食べたら
血となり栄養となって私の中を駆け巡ってるって実感。

恋をしたら見たもの感じたことが
DNAを変化させていくんだっていう心地よさ。


この眼に映ること、
大切だと感じるもの、
愛とか夢とか希望とか
なんだかわからないもの、
直感・匂い・意味

全てを信じないで
いま、
生きていると言い切れるだろうか。

全部に意味があるんなら
私の持つ意味は
愛するっていうことと関係があるさ。

『青い夏』

だだだ

七色のとら 作

 

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はみだした ゆれた 心のドアー
いっつも開いておこう
君がいつ 戻ってきてもいいよう

前を向いたら 光が見えた
泣きべそ 汗かき 迷ったって
いいから
いいから

そのまま進もうよ
いつまでも続く道じゃないから
本番はとっくに始まっている

見てるから

わたしといえば 今ここに
伝えるためにここに居る

踏みしめて
根を張って
抱きしめて

怖くないから
生きてりゃ何とかなるから
ただ世界を ただただ信じてごらん

 

 

単純なこと
簡単なこと
でも君にしかできない

 

 

 

 

『だだだ』

 

道の途中

七色のとら 作

 

 

 

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誰かが掛けた謎が

するするっと 解けていく

魔法なんてないってこと!


もしかしたら、悪いことじゃないのかもしれない。

自分でかけた謎だけが、いつまでたっても解けやしない。

どこかで野垂れ死んだとしたって

普通に また 命になるからさ。

その手がまた夢をみたいって願ったら

物語は始まるよ。

止まったりまた歩き出したり

とにかくそんな感じで

動いてるみたいね


ただここで息を吸って吐いたりして

それだけだとダメみたい

実感しないとダメみたい

生まれて来たのは

なにか、
しなきゃいけないことと

知らなきゃいけないことと

みなきゃいけないことと


解かなきゃいけない謎の為


それはなんだろうか

 

 

 

『道の途中』